髙木先生に溺愛されて




「もう、お兄ちゃん!
うっとうしいよ!
抱きつくのそろそろやめて!
もうどいて!
お母さんとお父さんの
所に行くから!」


お兄ちゃんは、心路を見てから


ゲンナリしちゃってる。


まぁ、たまにはあれぐらい


ガツンと言ってやらんと


あの兄はダメだからね。


「姫亜の家って
かなり大きいね…。」


「まぁ、これでも
鹿沼家は代々茶道の家だからね。」



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