髙木先生に溺愛されて




先生の車に乗った瞬間、


爽やかな柑橘系の香りがした。


この香り好きかも。


「姫亜、今日は俺のこと
心路って呼んで??
じゃないと周りの人に
怪しまれちゃうじゃん?」


たしかに……。


めんどうなことになるのは


私も嫌だしそうしよう。


「りょーかい!」



< 64 / 202 >

この作品をシェア

pagetop