髙木先生に溺愛されて




「大丈夫。
私は、何があっても
心路だけか好き。
私も不安でいっぱいだよ?
だって、心路は優しいし
かっこいいから
他の生徒に人気で
誰かにとられるんじゃないか
って思っちゃうもん。」


「俺も姫亜も、同じこと
考えてたんだな。」


たしかに。


でも、なんかこうやって


言い合えたらスッキリした。


「姫亜、今日は
英語じゃなくて
大人の勉強しよっか?」



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