ツンデレ彼氏と泣き虫彼女
そう言って部屋を出る。

階段を下っているとダイニングからいい香りがしてくる。

「母さん、父さん、実里、おはよう」

入ってすぐに挨拶をする。

「いい匂いだねー」

「おはよう。けど、胡鞠ちょっと遅いぞ?」

「ごめん、母さん。父さんおはよう」

「ん、おはよう」

父さんは、なんで母さんを選んだのだろう。

...不思議に思えて仕方ない。
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