ツンデレ彼氏と泣き虫彼女
「お姉ちゃん、早く食べないと置いてくよ」

「もう食べ終わったんだ!早いね」

「お姉ちゃんが遅いんだよ。もう7時過ぎだよ」

「え、うそ!!なんでもっと早く言ってくれなかったのー!」

「ボーッとしてるからよー。ほら、早く食べちゃいなさい」

母さんにまで言われてしまった。

けど、そんなことは後回しだ。

10分で支度を終えて、玄関に行くと実里が待っていた。

「ごめん、実里待っててくれたんだ!」

「別に。早く行かなきゃ遅れちゃう」

「うん!」
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