ひまわりな私。



放課後。


帰りは陽ちゃんといつも一緒。
私は待ち合わせの靴箱に向かった。


あ…いたっ!


「よ―う―ちゃぁ―んっ」



私はぶんぶん手を振りながら陽ちゃんに近づいていった。


陽ちゃんはこっちを見て笑い出した。

「あははっ花梨は元気だなぁ~」って
いつもみたいに私の頭を軽く撫でた。



こんなさりげなくて、些細な
陽ちゃんの行動に私の胸はうるさくなる。






「じゃぁ帰るか。」


「うんっ」



2人歩き出した。






「陽ちゃん???」


「ん???」


またどきどきする瞬間。



「だぁい好きだよ??」


陽ちゃんの目を見て笑顔で言った。


「…ありがとうっ」


陽ちゃんはまた私の頭を軽く撫でた。


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