ひまわりな私。




それからずっと…帰る時に大好きって
言わなかった。


廊下で目が合っても、そらした。
教室から陽ちゃんが見えても、手を振らなかった。



こんな事何にも意味がないって、わかってる。






だけどね。もぅ限界なんだ…


廊下で陽ちゃんとあの子を見る事が…嫌で嫌で…嫌で…。




だからもぅいっそのこと…








「ねぇ美奈今日から一緒に帰ろっか??」



「…うん。」


美奈は全て知っている。





陽ちゃんにメール送ろ。



―――――

もぅ今日から一緒に
帰らないでいいよ。

―――――









終わった。
私の…陽ちゃんとの繋がり。
消えちゃった。


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