女総長はお嬢様（２）

＜志織said＞

理事長室から出てすぐ…

？「ちょっと話そうやないか…桜花」

志「…雅か」

なんでこいつがここに！？

雅「場所、変えようや」

そして、生徒会室に移動した…

志「ここならゆっくり話せるだろう」

カギはかけとくか…

雅「1つ確認してもええか」

志「なんだ」

雅「あんさんがサヤカやろ」

志「！！」

な、なんで…

雅「当たりやな」

志「もし俺がサヤカだとしたら、どうするんだ」

雅「どないしようかなー」

なんなんだよ…こいつ

志「お前は何を考えてるんだ」

雅「えや、志織、交渉しようやないか」

志「交渉だと」

雅「ワイが組長に言わん代わりに…ワイと一緒に来い」

そんなの…

志「いやに今ってんだろうが」

雅「でも志織、ワイが組長に行ったら仲間が傷つくで」

仲間が…⁉

それはいやだ…

雅「まぁー少し考えたらええ」

考える…

雅「それじゃあ、また今度な、言い答えを待ってんで」

あんな奴と一緒に行くなんて

あり得ない…

でも、仲間が傷つくのは

見たくない…

私はどうすればいいの

教えてよ…日向（ヒナタ）