女総長はお嬢様(2)
そして雅は
私を押し倒して、行為を始めた…
最初のころは
嫌だって叫んだりもしたけど
そんなもの
意味がないんだって分かった
だから今では、
早く終わるのをただ待つだけ…
声を出さないように
涙を流さないように
そして雅の気が済んだら
“早くあいつらのこと忘れろよ”
と言って去っていく
でも今日は違った
雅「もっと俺のこと見ろよ」
そういって部屋を出て行った…
もう…耐えられないよ
誰か……助けてよ…
そして静かにまた涙を流した…