地味優等生→リアルシンデレラ ~みつけてください王子さま~
大袈裟に落ち込むそぶりをする祐介君に、彰太君がさほど心のこもっていない感じで慰める。
二人には申し訳ないが、これは許してほしい。だって、タキシードのジャケットを脱いで、シャツを腕捲りした格好も様になっていて素敵なのだから。
「璃子ちゃんのクラスも気合い入ってんね」
「洸君のクラスには負けちゃうかもしれないけど」
「まぁね!」
歯を見せて笑う彼に、心奪われる。
中に入って、射的やヨーヨー釣り、輪投げなど、友達と無邪気に笑って楽しむ姿をこっそり見て、胸がきゅんきゅん踊る。
なんて運が良いんだろう!洸君がうちのクラスに来てる時に当番に当たってるなんて。
一人心の中でガッツポーズする私。ポケットの中では携帯が鳴って、彩音からかなと思って取り出したら、ユイちゃんからだった。
もしや、私のコスプレ盗撮計画がバレたのか……と少々残念に思いつつ、メッセージを開くと……
『璃子がクラスの当番やってる事教えてあげたら、すっ飛んでいったけど、そっちに来てる?』
二人には申し訳ないが、これは許してほしい。だって、タキシードのジャケットを脱いで、シャツを腕捲りした格好も様になっていて素敵なのだから。
「璃子ちゃんのクラスも気合い入ってんね」
「洸君のクラスには負けちゃうかもしれないけど」
「まぁね!」
歯を見せて笑う彼に、心奪われる。
中に入って、射的やヨーヨー釣り、輪投げなど、友達と無邪気に笑って楽しむ姿をこっそり見て、胸がきゅんきゅん踊る。
なんて運が良いんだろう!洸君がうちのクラスに来てる時に当番に当たってるなんて。
一人心の中でガッツポーズする私。ポケットの中では携帯が鳴って、彩音からかなと思って取り出したら、ユイちゃんからだった。
もしや、私のコスプレ盗撮計画がバレたのか……と少々残念に思いつつ、メッセージを開くと……
『璃子がクラスの当番やってる事教えてあげたら、すっ飛んでいったけど、そっちに来てる?』