地味優等生→リアルシンデレラ ~みつけてください王子さま~
*
家に帰ると、家中が犬の泣き声に包まれた。私は靴を脱ぎ捨て、リッキー君の元へと駆ける。
リビングの電気をつけてリッキー君の小屋に目を向けると、いつも以上に尻尾を振り、格子から鼻が出ていた。
「ただいまぁ!リッキー君、偉かったね、お留守番出来たね!!」
ワン!と返事をする彼を小屋から出して、ご飯の準備をする。その間、リッキー君は私の足にぴったり引っ付いていた。
「寂しかったんだね、ごめんね?」
頭をわしゃわしゃと撫でる。リッキー君は目を細めて、大きく尻尾をふりふり。
ご飯と食後のおやつをあげて、自分の部屋に戻った。部屋着に着替えるためにユイちゃんからもらったイヤリングを外そうとして、あれ?と思う。
「イヤリングがない……」
左につけていたのはある。けれど、右につけていたイヤリングがなくなっていたのだ。
「どうしよう、どこで……あっ」
もしかして、公園で?
今日はもう遅いから、明日探しにいかなきゃ。
家に帰ると、家中が犬の泣き声に包まれた。私は靴を脱ぎ捨て、リッキー君の元へと駆ける。
リビングの電気をつけてリッキー君の小屋に目を向けると、いつも以上に尻尾を振り、格子から鼻が出ていた。
「ただいまぁ!リッキー君、偉かったね、お留守番出来たね!!」
ワン!と返事をする彼を小屋から出して、ご飯の準備をする。その間、リッキー君は私の足にぴったり引っ付いていた。
「寂しかったんだね、ごめんね?」
頭をわしゃわしゃと撫でる。リッキー君は目を細めて、大きく尻尾をふりふり。
ご飯と食後のおやつをあげて、自分の部屋に戻った。部屋着に着替えるためにユイちゃんからもらったイヤリングを外そうとして、あれ?と思う。
「イヤリングがない……」
左につけていたのはある。けれど、右につけていたイヤリングがなくなっていたのだ。
「どうしよう、どこで……あっ」
もしかして、公園で?
今日はもう遅いから、明日探しにいかなきゃ。