みんなの冷蔵庫(仮)1
「見てたら誰でもわかる。でも佐田はやめておけ。あいつもうじき36だぞ」
「くららちゃん本当?! リューマンが好きなの?」
呆れたような口調の京極と、シグマの興奮した声がシンクロする。
「あんたに関係ないでしょ! てかしーちゃん、『リューマン』て何?」
イライラしながら、斜め向かいと隣へ忙しく視線を移動させる。
好きかと聞かれ、性格上、違うと嘘は言えない。でも、そうだと素直に言う事もできない。
とにかくふて腐れて頬杖をついた。
「佐田さんの名前、龍に人って書いて『リュウト』て読むんだって。中国語だとロンレンていうらしいよ。リューマンは、今朝決めたばっかりのあだ名」
「くららちゃん本当?! リューマンが好きなの?」
呆れたような口調の京極と、シグマの興奮した声がシンクロする。
「あんたに関係ないでしょ! てかしーちゃん、『リューマン』て何?」
イライラしながら、斜め向かいと隣へ忙しく視線を移動させる。
好きかと聞かれ、性格上、違うと嘘は言えない。でも、そうだと素直に言う事もできない。
とにかくふて腐れて頬杖をついた。
「佐田さんの名前、龍に人って書いて『リュウト』て読むんだって。中国語だとロンレンていうらしいよ。リューマンは、今朝決めたばっかりのあだ名」