みんなの冷蔵庫(仮)1
「お肉から先に食べていい?」
小学生みたいなその言い方に、ずっこけそうになる。
「好きな順番で食べなさいよ」
笑って言うと、シグマの表情はぱぁっと一気に明るくなり、より一層目が輝いた。
まるで本当に小学生みたいだ。
「マジで? やった―! いつもは水を飲んで、お味噌汁を二杯食べて、お腹を落ち着かせてから、おかず食べなさいって園長先生に言われてたんだ」
シグマの子供のようなはしゃぎように、胸がキュッと締め付けられた。
シグマのおばさんは、いつも何でも山盛りだった。
シグマは何でも残さずに食べてて……
小学生みたいなその言い方に、ずっこけそうになる。
「好きな順番で食べなさいよ」
笑って言うと、シグマの表情はぱぁっと一気に明るくなり、より一層目が輝いた。
まるで本当に小学生みたいだ。
「マジで? やった―! いつもは水を飲んで、お味噌汁を二杯食べて、お腹を落ち着かせてから、おかず食べなさいって園長先生に言われてたんだ」
シグマの子供のようなはしゃぎように、胸がキュッと締め付けられた。
シグマのおばさんは、いつも何でも山盛りだった。
シグマは何でも残さずに食べてて……