みんなの冷蔵庫(仮)1
「鈍臭いのはシグマだけかと思っていた」


真後ろで……つまり、耳元で艶のある声を聞かされ、私の細胞達はまた騒ぎまくった。

ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!
キレイナカオガスグソコニ!!


「キョンキョン! このリンゴ食べてもいい?」


シグマのはしゃいだ声にハッとし、慌てて京極から離れる。


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