近くて、遠い。

「ねえ、そろそろ入学式終わった頃だろうし
 早く学校行こうよ。」

そうだなと愁は言いふたりで歩き出した。
学校に行くと当たり前の如く入学そうそう私たちふたりは怒られるのであった。

1時間くらい説教を受け教室に戻る。
はぁ、あの先生話長すぎる…。

愁なんて寝かけてたし…思い出したら笑えてきた!

「ふふっ」

『何笑ってんの?』

誰だろ?と思い振り向くとそこにはものすんごい美人が立ってるではないか!!
こんな可愛い子見たことない!!
スタイルいいなあ、とか考えてたら

『おーい?聞いてる??』
慌てて私は
「き、きき聞いてるよ!」
と答えるとニコッと笑い
『ね、名前なんて言うの??あ、私は鈴木 澪。』

鈴木 澪ちゃんて名前まで可愛いじゃないか
なんて思いながら自分も自己紹介した。






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