近くて、遠い。
確かに愁はモテる、中学の時もそうだった。
現に今だって女の子に囲まれてるし。
かっこいいし、誰にでも優しい。
私は愁がすき。でも今仲良くなったばかりの
澪ちゃんを敵に回したくない。
自分の気持ちを隠すしかないのかなあ。
『胡桃ちゃーん??どうしたの??
応援…してくれるよね?』
と心配そうな顔で言われ私は頷くしかなかった。
「お、応援するよ!澪ちゃん可愛いし、大丈夫!」
澪ちゃんはえへへ、ありがとう。と照れながら言った。
澪ちゃんはすごく美人で平凡な私なんか勝てるわけないと思った。