カフェには黒豹と王子様がいます
ミニスカートの多い中、一つだけロングでフレアの少し大正か昭和を感じさせる清楚な感じの制服があった。
まあ、エプロンはフリフリだけど。
一番まともだったので「これで」と言ったら、着替えてフロアに出るように言われたので、着替えた。
ちょっと恥ずかしいけど、かわいい制服だったのでうれしかった。
厨房に行くとうれしそうなマスターの顔があった。
「いいね~西口さん。かわいいじゃん!小野田くんたちにも見せておいでよ」
マスターに背中を押され、おずおずとフロアに出ると、小野田先輩が驚いた顔をした。
小野田先輩は私から、ふいっと目をそらして言い放った。
「かっこばっかりだな。見た目ばっかり作りやがって」
「そう言うなって、きっとマスターが着せたんだよ。かわいいよ、西口さん」
徳永先輩は何で笑っているのよ。「かわいいよ」が嘘っぽい。
まあ、エプロンはフリフリだけど。
一番まともだったので「これで」と言ったら、着替えてフロアに出るように言われたので、着替えた。
ちょっと恥ずかしいけど、かわいい制服だったのでうれしかった。
厨房に行くとうれしそうなマスターの顔があった。
「いいね~西口さん。かわいいじゃん!小野田くんたちにも見せておいでよ」
マスターに背中を押され、おずおずとフロアに出ると、小野田先輩が驚いた顔をした。
小野田先輩は私から、ふいっと目をそらして言い放った。
「かっこばっかりだな。見た目ばっかり作りやがって」
「そう言うなって、きっとマスターが着せたんだよ。かわいいよ、西口さん」
徳永先輩は何で笑っているのよ。「かわいいよ」が嘘っぽい。