カフェには黒豹と王子様がいます
「……ん?」
パッと手をひっこめる。
「な、なんでもない」
「なに?眠れる王子に、キスしたくなっちゃった?」
と言って笑った。
徳永さんが、やっと笑った。
「笑うとかわいいな」
徳永さんが私の頬をなでる。
え?私、今笑ってた?
徳永さんは体を起こした。
私の体も同時に起こした。
「もう一回笑ってよ」
「え?今どんな顔してたのか、もうわかんない」
「かわいかったのに」
「徳永さんも笑ってたよ」
「まだ愛のキスしてないのに?」
パッと手をひっこめる。
「な、なんでもない」
「なに?眠れる王子に、キスしたくなっちゃった?」
と言って笑った。
徳永さんが、やっと笑った。
「笑うとかわいいな」
徳永さんが私の頬をなでる。
え?私、今笑ってた?
徳永さんは体を起こした。
私の体も同時に起こした。
「もう一回笑ってよ」
「え?今どんな顔してたのか、もうわかんない」
「かわいかったのに」
「徳永さんも笑ってたよ」
「まだ愛のキスしてないのに?」