カフェには黒豹と王子様がいます
一日が終わり、閉店時間になった。
もうクタクタでへたばっていると、マスターが声をかけてきた。
「今日は西口さんの歓迎会するよ」
え?歓迎会?もう帰らせて……と思っていたら目の前にケーキを出してくれた。
マスター自慢のラ・フランスのタルトはジュワっと洋ナシが口いっぱいに広がって、サクサクのタルトが口の中で踊る。
何このケーキ!めっちゃおいしい!!
そしてこのコーヒーの香りが癒される~。
「西口さんのために入れた、癒しブレンドだよ」
コックコートのマスターがまぶしい。白くて神様仏様、菩薩様に見える。バックに蓮の花まで見えちゃう。
べつに、先輩たちのサロンと呼ばれている黒いロングエプロンのひもが、悪魔のしっぽに見えたり……しないですけどね……。
「嬉しそうな顔して……」
ちょっとあきれ顔の小野田先輩。
もうクタクタでへたばっていると、マスターが声をかけてきた。
「今日は西口さんの歓迎会するよ」
え?歓迎会?もう帰らせて……と思っていたら目の前にケーキを出してくれた。
マスター自慢のラ・フランスのタルトはジュワっと洋ナシが口いっぱいに広がって、サクサクのタルトが口の中で踊る。
何このケーキ!めっちゃおいしい!!
そしてこのコーヒーの香りが癒される~。
「西口さんのために入れた、癒しブレンドだよ」
コックコートのマスターがまぶしい。白くて神様仏様、菩薩様に見える。バックに蓮の花まで見えちゃう。
べつに、先輩たちのサロンと呼ばれている黒いロングエプロンのひもが、悪魔のしっぽに見えたり……しないですけどね……。
「嬉しそうな顔して……」
ちょっとあきれ顔の小野田先輩。