カフェには黒豹と王子様がいます
店に入ると、聞き覚えのある声がする。
「いらっしゃいませ……ってなんだ、西口か」
小野田先輩が私に向かって歩いてくる。
「どうしたんだよ、バイトは明日からだろ?」
「店のケーキが食べたくなっちゃって」
顔が見れない。ちょっと恥ずかしい。
「今日はお客様なんだね。じゃあ、こっちに座りなよ」
椅子を引いてくれる徳永先輩。
その腕にドキドキしちゃう。
席に着くと軽やかなトレンチさばきで水を持ってきてくれる小野田先輩。
「何?西口さん来たの?じゃあ、特性西口ブレンド入れてあげるよ」
うれしそうなマスターの声にちょっとほっとした。
「いらっしゃいませ……ってなんだ、西口か」
小野田先輩が私に向かって歩いてくる。
「どうしたんだよ、バイトは明日からだろ?」
「店のケーキが食べたくなっちゃって」
顔が見れない。ちょっと恥ずかしい。
「今日はお客様なんだね。じゃあ、こっちに座りなよ」
椅子を引いてくれる徳永先輩。
その腕にドキドキしちゃう。
席に着くと軽やかなトレンチさばきで水を持ってきてくれる小野田先輩。
「何?西口さん来たの?じゃあ、特性西口ブレンド入れてあげるよ」
うれしそうなマスターの声にちょっとほっとした。