炭酸キャンディ

-恋side-


「恋と麗ね、これからよろしく」


そう笑顔を向けてくれた駿くんに

あたしの胸は一層高鳴りを増して


体中がぐ~んと熱くなった。




「ちょっ恋!い、いまのなに!!」


駿くんに名前覚えられちゃったーなんて

横で興奮する麗の声もほとんど

耳に入らない...そのくらい頭の中が


いつの間にか駿くんでいっぱいになっていた。



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