愛してるって言って
片想い
◇
ピンポーン……
ようやく目的地に着いて、インターフォンを鳴らしたけれど、
「あれぇ? まだ帰ってないんだ」
ドアの向こうはシーンと静まり返っていて、人がいる気配が全くない。
6時頃には帰ってるって言っていたのに。
ぶつぶつと呟きながら、ドアの前に腰を下ろした。
携帯を開き、メールチェックする。
「何もない」
そりゃそうか。
今日は別に約束をしている訳ではない。
あたしがただ会いたくて、勝手に押し掛けてきただけなんだから。
だけど、今日はただ会いたいから来たというわけじゃない。
見せたいものがあるんだ。
どんな反応をするかな。
何か言ってくれるかな。
あー、なんか凄くどきどきしてきた。
ピンポーン……
ようやく目的地に着いて、インターフォンを鳴らしたけれど、
「あれぇ? まだ帰ってないんだ」
ドアの向こうはシーンと静まり返っていて、人がいる気配が全くない。
6時頃には帰ってるって言っていたのに。
ぶつぶつと呟きながら、ドアの前に腰を下ろした。
携帯を開き、メールチェックする。
「何もない」
そりゃそうか。
今日は別に約束をしている訳ではない。
あたしがただ会いたくて、勝手に押し掛けてきただけなんだから。
だけど、今日はただ会いたいから来たというわけじゃない。
見せたいものがあるんだ。
どんな反応をするかな。
何か言ってくれるかな。
あー、なんか凄くどきどきしてきた。