one LIFE。
「別に聞かないよぉ…………。」
今の顔の遼にこの写真のことなんか聞けないよ。
「悪い。
けどそいつは彼女とかじゃないから。」
彼女じゃないんだ………。
それなら良かった。
「そんな安心した顔すんなっつーの。」
そう言い、遼はあたしの頭をクシャッと撫でた。
「いつか……話してくれるよね……?」
「…………おう。
じゃぁ俺は仕事するけどお前は寝るか?
もうこんな時間だし。」
「ううん。
あたしはぁ、起きてるよぉ!!」
「じゃぁ眠くなったら寝ろよ。」
そうして遼はデスクに向かい、仕事をしはじめた。
遼の教師の顔、好き。
あたしはこの顔を好きになったんだ。
顔ってそうゆうわけじゃないよ?
教師ってゆう仕事をしてる時の遼が好きなの。