one LIFE。
変わり
あのあと、舞魅からはこんなメールがきた。
「海里へ
バーに連れてってくれて
ありがと
なんかさぁ、一輝さんに
惚れたかもしんない」
あの舞魅がまさか一輝を好きになるとは思わなかった……。
そう思いながら学校に来ると………
「どっかの誰かさんはまだ学校に来てるじゃん?意味わかんなぁーい。」
美里の大きい声が聞こえる。確実に私に言ってる。別にいいけど。
「海里、バー行こ!!」
舞魅は会ってそうそう一輝に会いたいと………。
「………わかったよ。」
実は雅哉に会うことに少し抵抗がある。なんかいつもの私じゃなくなるし調子が狂う。
「つぅーか美里のやつ、うざくないの?」
「別に。みっともないだけだし。相手にすんのがめんどい。」
本当は少し辛い。こんなとき、あいつならどうするだろう。