one LIFE。

決意




舞魅の家に行ったあの日から私と舞魅の仲はさらに良くなった。


「次って数学じゃん!!」


「舞魅、苦手だもんな?」


こんな感じでいつも笑いあう。


美里は最近言わなくなった。たぶん呆れたんだろう。




けどこのままじゃいけないんだ。




私は放課後メールで美里を呼び出した。


「ついていこーか?」


舞魅は心配そうに聞いてくる。


「大丈夫だし。一輝のバーにでも行ったら?」


「うっさーい。………美里と仲直りしたら離れてくの?」





「なわけないじゃん?私と舞魅は友達だし。」


何があっても離れない自信がある。


私はそう言って私は美里を呼び出した教室に向かった





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