one LIFE。
海里
俺は今、大切な彼女を待っている。
今日はデートだ。
「雅哉!!」
海里だ。なんか今日は一段と可愛い。
「遅かったね。行こう。」
「うん。」
今日はどこ行こうかな。実は俺の知り合い全員に海里を紹介したいけどきっと海里は怖がってしまうから無理だ。
映画を見に行くかな?こないだも映画だったな。
カラオケ?この前行ったな。
「どこ行きたい?」
「雅哉の好きなとこ。」
好きなとこ………か。俺は海里といればいいのにな。
「じゃぁ俺の家は?」
な、なんで俺こんなこと言ってんだ!?バカだ。
「いいよ?」
いいよって俺も男だから!!我慢できないかもしんないし。今日の海里はめちゃくちゃ可愛いし。
けど結局俺の家に着いてしまった。
世の中の皆さん、自分の家に来たがってる彼女を否定できますでしょうか。
俺は無理でした………。