one LIFE。
けじめ
私は今、雅哉の家の前にいます。
手紙を渡しにきたのです………。
しかし
チャイムを鳴らしたら雄飛くんが上半身裸ででてきて…………。
「は?なんで海里ちゃんがいるの?え?はぁ?」
雄飛くんも混乱してるみたい。
「わ、私は手紙を渡しに来たの。」
「………手紙?………とりあえず入れば?雅哉は寝てるし。」
雅哉がいるんだ……。別れたし入りずらい………。
「私はいいで………
雄飛くんは私の腕をつかみ無理矢理引っ張った。
は、入っちゃった………。
「くすっ。ヤバそうな顔しなくてもいいだろ。アイツは起きないし。」
起きないとかの問題じゃぁ………。
しかも雄飛くんって性格がだいぶ変わってる感じする。
中に入るとベッドに雅哉がいた。横になっていて寝てるみたい。
「で?手紙ってどうゆうこと?」
「あ………けじめをつけようと思って………。」
「けじめはもうついた?」
「…………はい。」
私はもう雅哉を追いかけるのはやめたんだ。
そう決めた。