one LIFE。




「遠藤ってああゆう奴が好きなのか?」



「ああゆう奴って失礼にもほどがありますけど。

雅哉は良い彼氏ですから。」



海里は遼にああゆう奴と言われ、少し不機嫌になった。


「りょ、遼、海里に失礼だよぉ。

雅哉さんは海里にだけ優しくってベタ惚れなんだから。」



「愛されてんなぁ。

んで、菅原の彼氏は?」



そう言うとドアから一輝さんと雅哉さんが入ってきた。

ナイスタイミング!!



「えっと………

雅哉から聞きました。遠山さんの彼氏らしいですね。

しかも教師…………。」



「南樹!!この人があたしの彼氏だから!!」



舞魅は立ち上がり、一輝さんの隣に立つ。

一輝さんは話しが途中のまま遼を見続けている。



「南樹………か?」



「小林?」



「やっぱ南樹かよ。

久しぶりだな。生徒に手出す変態教師が誰かと思ったら…………

友達として情けないな。」



「はっ、そっちこそ


どんなロリコンかと思ったらお前かよ。」



どうやらこの二人は知り合いだったらしい。




「遼、どんな関係?」




「こいつは同級生だよ。」



一輝さんと遼が同級生だったなんて考えられない。




「一輝さん、俺もう抜けていいっすか?」



雅哉さんが一輝さんに聞く。


「あぁ?無理に決まってんだろーが。

この頃テメー目当ての客が増えてんだよ。

ちっとはサービスしろ。」



「一輝!!あたしの雅哉を売り物にしないでよー!」



なんか遼は一輝さんと言い合いになってるし………

海里も一輝さんにキレてるし。

雅哉さんはあきれてるし。


なんかわけわかんなくなってきた。








< 99 / 136 >

この作品をシェア

pagetop