お嬢様の秘密ー番外編ー
-玲央side-
あいつら………!
会場で合流した時に俺は一気に不機嫌だった。
ユリはまだマシだが夏菜は………!
横にいた葵は俺の不機嫌な理由に気づいたのか近寄ってきた女を払ってくれた。
奥様の挨拶を聞き、葵たちとも分かれることになったから俺はすぐに夏菜を予約しておいた部屋に連れていった。
「夏菜………。」
名前を呼んで俺の方に向かせてそのまま口付けた。
「………はあ………玲…央………。」
どさっと袋が落ちる音がする。
膝の力が抜けてしまった彼女を抱きかかえた。
「ごめん………夏菜。」
「………なんで謝ってるの?」
「………会場の輩がみんな夏菜を見て、抱いてもらいたい小悪魔だって言ってたから………。」
「嫉妬してくれたの………?」
上目遣いでニコッと笑う彼女は無邪気さがあった。
「………玲央を嫉妬させたかったの。ダメ?」
「………壊しそうになるからやめろ。」
「実はね………。」
夏菜はユリに聞いたことを教えてくれた。
ユリってアラビア語出来たのかよ。
俺はまずそこに驚いたけど。
「会場のお菓子とお土産に媚薬入ってるんだって。」
だからか………夏菜の首筋見て妙な気分になったのは………
あいつら………!
会場で合流した時に俺は一気に不機嫌だった。
ユリはまだマシだが夏菜は………!
横にいた葵は俺の不機嫌な理由に気づいたのか近寄ってきた女を払ってくれた。
奥様の挨拶を聞き、葵たちとも分かれることになったから俺はすぐに夏菜を予約しておいた部屋に連れていった。
「夏菜………。」
名前を呼んで俺の方に向かせてそのまま口付けた。
「………はあ………玲…央………。」
どさっと袋が落ちる音がする。
膝の力が抜けてしまった彼女を抱きかかえた。
「ごめん………夏菜。」
「………なんで謝ってるの?」
「………会場の輩がみんな夏菜を見て、抱いてもらいたい小悪魔だって言ってたから………。」
「嫉妬してくれたの………?」
上目遣いでニコッと笑う彼女は無邪気さがあった。
「………玲央を嫉妬させたかったの。ダメ?」
「………壊しそうになるからやめろ。」
「実はね………。」
夏菜はユリに聞いたことを教えてくれた。
ユリってアラビア語出来たのかよ。
俺はまずそこに驚いたけど。
「会場のお菓子とお土産に媚薬入ってるんだって。」
だからか………夏菜の首筋見て妙な気分になったのは………