私が泣いてるのは君のせい
しばらく屋上で泣いていると悠人が来た。

「ひどいよな。アイツ。俺、もうお前の泣いてる顔なんて見たくないんだ。だからさ、その、」

悠人が何を言おうとしてるのかすぐにわかった。

つまり別れたほうがいいって事でしょ?

「ありがと…。」私はそう言うと

「迷惑かけちゃってごめんね!

戻ろっか!」

ありったけの笑顔を振り絞った。

「うん!由美も心配してるからさ。」
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