真夏の夜のツンデレラ〜今夜は私を愛して〜

サンドイッチがやめられない。





「いらっしゃいませ、あっ、昨日はどうも」

仕事帰り、昨日久しぶりに食べたサンドイッチにまたハマって今度は全種類コンプリートしたくなった私は、またサンドイッチ屋さんに向かった。


今日もお兄さん1人でいた。

「逆に昨日はどうもありがとうございました。

またハマっちゃって来ちゃいました」

お兄さんがサンドイッチを紙袋に入れてくれる少しの時間の何気無い会話に今日は奥さんは登場しなかった。


今日も留守なのかな?

レジの少し後ろにみえる部屋をチラッと見たけど人気は感じられなかった。


「いつもありがとうございます。」

そう言った彼に愛想笑いを返して部屋に帰る。


梅酒を飲みながらサンドイッチを頬張る。


そんな幸せを感じながら数日が過ぎたある日

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