野獣の誘惑
「誉(ほまれ)!何 廊下で襲ってるんだよ!」




助け舟が来た!



声の方を見ると笑いながら近付いて来る男の人
早く助けて!顔で訴える




「襲ってない。確認しただけ。」




確認?何を確認するんだ?不思議に思ったけど 彼が離れた瞬間に逃げ出した




「あ・・・」




「逃げられた。」




二人が何か話してたけど 私は逃げるので精一杯だった



新手の痴漢だろうか?
変な人が会社に居るなんて・・・もう一人で歩けないよ!




急いで自分のフロアに入った



例え 顔が良くても 変態には関わりたくない
もう会いませんように・・・




心臓が落ち着くのに時間が掛かった



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