野獣の誘惑
首筋を舐め “甘い”と言う彼
視線を向けると 色気のある目に捕われてしまった



彼が触れる所全部に電気が走る



頭がおかしくなりそうだ



「・・・誉さん。」




「甘過ぎて 酔いそうだ。」



蜜の部分に顔を埋め 視線だけ私に向ける
恥ずかしいのに もっと求めてしまう




「誉さん!」



頂点に行った私を見て満足そうに笑う



深いキスをしながら一つになった



感じた事のない刺激に お互いの声が重なった



「・・・ん・・あ!」



動きを止める彼 



「ヤバイ・・・」



そう言いながら動きを速めた彼 同時に深く溺れた



何度も求めあい 離れられない
目を閉じたのは明け方だった


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