片想い ー短編集ー




すると視界に入ってきた白いもの。




なんだ、これ…。



気がつくと由香先生は、俺の席からは既に離れていて。



なんだか少しだけ寂しかった。



ふと、目の前の白いものを手に取り
音を立てないようにゆっくりとひらく。

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