ワンコorオオカミですか!?
13階のフロアの大部分を占める、イタリアンビュッフェ『ペル センプレ』。
目に入って来たのは、その店のオーナーの等身大パネル。
イタリア人なのかな? 鼻が高くて甘い頬笑みに、すらりとした手足。
そのパネルの前で記念撮影しているマダム達が大勢群れている。
「いた。地山さーん。こっちこっち」
パネルの前で呆然としていた私に、中から木田さんと柴田さんが手招きしてくれた。
なんか、やたらキラキラしたレストランだし、女子力の高い人達ばかりで怖い。
恐る恐る中に入ると、二人が私の洋服を見てニヤニヤしている。
二人は窓際の4人掛けのテーブルに座っていたが駆けよって来た。
「凄く可愛い」
「これ、美国部長が選んでくれたの? すてきー」
紺野さんから大体の話を聞いているらしく、テンションが高い。
でも、二人には申し訳ないんだけど。
「あのね、着いてきちゃいました」
「え?」
「……美国部長が」
私の言葉に、二人の目がキラキラと輝きだす。
言い訳も出来ないまま、外のメニューを眺めていた美国笙が入って来る。
目に入って来たのは、その店のオーナーの等身大パネル。
イタリア人なのかな? 鼻が高くて甘い頬笑みに、すらりとした手足。
そのパネルの前で記念撮影しているマダム達が大勢群れている。
「いた。地山さーん。こっちこっち」
パネルの前で呆然としていた私に、中から木田さんと柴田さんが手招きしてくれた。
なんか、やたらキラキラしたレストランだし、女子力の高い人達ばかりで怖い。
恐る恐る中に入ると、二人が私の洋服を見てニヤニヤしている。
二人は窓際の4人掛けのテーブルに座っていたが駆けよって来た。
「凄く可愛い」
「これ、美国部長が選んでくれたの? すてきー」
紺野さんから大体の話を聞いているらしく、テンションが高い。
でも、二人には申し訳ないんだけど。
「あのね、着いてきちゃいました」
「え?」
「……美国部長が」
私の言葉に、二人の目がキラキラと輝きだす。
言い訳も出来ないまま、外のメニューを眺めていた美国笙が入って来る。