どこかにトモダチ転がってませんか?
…タコさん達の声が聞こえてきて、目が覚めました。
時計の針は午後5時を差してます。
思った以上に、ここで眠ってしまいました。
今更、どこへ泊まりに行くこともできません。
「…ここに泊まってもいいですか?」
お風呂から上がったタコさんに聞きました。
タコさんは「最初からそのつもりだったよ…」と言って、私の分の晩ご飯も準備してくれてました。
「…棟梁、こいつの事どーするつもりなんっすか⁉︎ 」
キツネさんは口の中にご飯を詰め込みながら聞きます。
私はそれを聞いて、ここにいてはメイワクなんだと思い知る。
でも、タコさんはそんなキツネさんの言葉を受けて…
「どうするかは、ワシらが決める事じゃない。ののかちゃんが決めることだ」
…と、言ってくれました。
キツネさんはぶすっとした顔でご飯を口の中に入れていきます。
キツネよりも、カバみたいだな…と思ってしまいました。
晩ご飯を食べた後、食器の片付けを手伝いました。
朝、昼、夕食に付け加え、お風呂にも入らせてもらったし、お泊まりもさせてもらうからです。
「気を使わなくていいよ。ショータがいるから」
タコさんの声は優しい。
今まで聞いたオトナの中で、きっと一番優しい雰囲気を持ってる。
でも、キツネさんは正反対です。
「おら、ちびっ子!布団だ!」
バサッ!…と乱暴に投げ捨てました。
「いいか⁉︎ 明日には出てけよ⁉︎ 」
時計の針は午後5時を差してます。
思った以上に、ここで眠ってしまいました。
今更、どこへ泊まりに行くこともできません。
「…ここに泊まってもいいですか?」
お風呂から上がったタコさんに聞きました。
タコさんは「最初からそのつもりだったよ…」と言って、私の分の晩ご飯も準備してくれてました。
「…棟梁、こいつの事どーするつもりなんっすか⁉︎ 」
キツネさんは口の中にご飯を詰め込みながら聞きます。
私はそれを聞いて、ここにいてはメイワクなんだと思い知る。
でも、タコさんはそんなキツネさんの言葉を受けて…
「どうするかは、ワシらが決める事じゃない。ののかちゃんが決めることだ」
…と、言ってくれました。
キツネさんはぶすっとした顔でご飯を口の中に入れていきます。
キツネよりも、カバみたいだな…と思ってしまいました。
晩ご飯を食べた後、食器の片付けを手伝いました。
朝、昼、夕食に付け加え、お風呂にも入らせてもらったし、お泊まりもさせてもらうからです。
「気を使わなくていいよ。ショータがいるから」
タコさんの声は優しい。
今まで聞いたオトナの中で、きっと一番優しい雰囲気を持ってる。
でも、キツネさんは正反対です。
「おら、ちびっ子!布団だ!」
バサッ!…と乱暴に投げ捨てました。
「いいか⁉︎ 明日には出てけよ⁉︎ 」