優しい時刻
はぁッはぁ…ッ


壁に寄りかかり息を整える。ひんやりとした感じが背中から伝わってくる。


…疲れた。


彼と言えば、しゃがみこんでうなだれてる。



バシッ

「痛っ 何すんだよ。大体、あんた誰?」

よいしょと立ち上がった彼に爆発した。


「あんた誰? って助けてあげた人に言うセリフなの。捕まらなかった事に感謝してよね。それに私を忘れたの? 失礼な幼なじみよね、本当」



ポカンと口を開けてた


「ゴミが入るわよッ。ちょっと聞いてるの?」 



「………お前、ユウミか?三塩佑美?!」




いや、幼なじみをフルネームで言わなくってもね、、

確認しないでよ〜
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