歪~ibitu~


しばらくそうしていると、同い年位の女の子がこちらにやってきた。


「こんにちは、見ない顔だよね?」


マシュマロみたいな頬っぺた。


細くてさらさらした髪。


砂糖菓子みたいな笑顔。



すごくかわいい女の子は千郷(ちさと)と名乗った。


俺だってかわいい女の子に話しかけられて嬉しくない筈がない。

気づけば、隣に座るのを許していた。

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