歪~ibitu~


「お!来たね!千郷~!」


綺麗な川の橋の上に少女が立ってた。
長い髪をツインテールにした少女は千郷より少し身長が小さい。


「流歌(るか)!待たせてごめん!」



流歌と呼ばれた少女は走りよると、ジッと俺の顔を見た。


「なっ、なんだよ。」


思わず居心地の悪さから上擦った声が出る。


すると、真顔がウハッという声と共に崩れた。
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