depend

はじめての喧嘩はそんな些細なことだった。

キスもまだしたことがなかったし、
手をつないで満足してた。

翔太の連絡を待って、
私からはなにもできない。

夜中寝れず、
ケータイを握りしめてベッドに入った。

♪〜♪〜

翔太の好きな歌。
翔太からの着信音だった。

「おりてきて。」

それだけ言われ電話は切れた。

窓から下をのぞくと翔太がいた。

走って、階段をおりて会いに行った

< 11 / 47 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop