depend
仕事は、介護を選んだ。
自分にとって天職だと思えるほど
仕事が好きだった。
旦那とは2年前に別れた。
もともと家にはあまりいなくて
お金遣いも荒い人だったから、
あたし自身は、
なんのダメージもなく
もう終わりにしたいと告げた。
彼と彼の両親は、
"まいならまだ頑張れる"
"まいなら許してやれるでしょ?
もう一度だけ許してあげて。"
そんなことを言っていた。
彼の為と言うより生活のために
夜はキャバクラで働いて
彼の作った借金を返し終わってから
離婚届を、つきつけた。
子供達には一生言えないけど
あたしは彼が好きではなかった。
あたしがいないとダメで
あたしに依存する人じゃないと
あたしはあたしでいられなかった。
愛とか、感じることはできなかった。
キスもしたくなかった、
セックスはあっちがしたいときに
あたしはなんの反応も示さず
いれるところを貸すだけ。
そんな関係だった。