depend

「わっかいねー！いいなー♡眩しいわ！笑」

「だって俺らまだ18才ですから！！笑」

まさひこはすごくノリが良かった

「あたしをおばさん扱いしないで！笑」

「してないですよ！
まいちゃん見た目若いですもん！」

「や、若く見えても姉さんが26なんは変わらない事実ね？」

菜々美が淡々とツッコむ。


ゆーやは会話には交わらず
ケータイを触っていた。

「ねぇねぇ君。人見知りなの？
オムライス食べる？？」

あたしの脈絡のない
言葉のキャッチボールを

「おれ、たまごきらいっす…。」

と、恥ずかしいのか、
気まずいのか不思議な顔で笑って返した。

「あたしこの子きらーい！！笑」

「や、なんでっすか！笑
好き嫌いは誰にでもあるでしょ！笑」

あー、人見知りなだけだな、
仲良くなったらもっと笑うんだろうな

そう思ったらたくさん
笑わせたくなった。

まさひこと菜々美とあたしと
ちょっと、よそよそしいゆーや。

笑って、みんなが笑っていた。

子どもたちもすぐになつき、

「またきてね！」

って見送った