タイムトラベラー・キス
ゴールデンウィーク。
ゴールデンウィークに突入し、とうとう明日は野々村くんとの映画の日だ。
スマホには野々村くんから、明日の連絡事項のみのシンプルなメッセージが届いていた。
……竜見くんからは、あれ以来連絡を取っていない。
普通に考えて、私から連絡をするのもおかしい。あちらから謝罪の連絡が来るべきだと思う。
結局、私の手帳も見つからないまま。
竜見くんとはこんな関係の中、野々村くんとデートをするなんて、私は間違っているのだろうか。
そして、この展開は間違っていないのかと不安になる。
でも、野々村くんと仲良くなることは間違ってはいないはずだ。
将来の婚約者であることはれっきとした事実なのだから。
「よし、もう寝よう!」
まだ時計は22時を回ったばかりだけど、翌日のデートに備えるため、いつもより早めに布団の中に入った。
スマホには野々村くんから、明日の連絡事項のみのシンプルなメッセージが届いていた。
……竜見くんからは、あれ以来連絡を取っていない。
普通に考えて、私から連絡をするのもおかしい。あちらから謝罪の連絡が来るべきだと思う。
結局、私の手帳も見つからないまま。
竜見くんとはこんな関係の中、野々村くんとデートをするなんて、私は間違っているのだろうか。
そして、この展開は間違っていないのかと不安になる。
でも、野々村くんと仲良くなることは間違ってはいないはずだ。
将来の婚約者であることはれっきとした事実なのだから。
「よし、もう寝よう!」
まだ時計は22時を回ったばかりだけど、翌日のデートに備えるため、いつもより早めに布団の中に入った。