知られてはいけない
本当はきついんじゃないかな?




どうしよう




私は何も出来ないしな・・・・




私があそこに行って何を言ったとしても、彼女達が去ることはないだろうし




むしろ、彼らとの関係に疑問を持たれてしまう危険がある




あ、教師に頼めば良いかも・・・




前は教授自身が共犯だったから仕方なかったけど、今度は男だし




えーっと、高峯先生が丁度回って来てるし




龍「おい、ちゃんとプリント解けよ。」




お、向こうの方から話掛けてくれた




プリントもう解いてるんだけど、やってないって思われちゃったのかな?




花「ああ、丁度よかった」




龍「あ?・・・何か分かんないとこでもあったか?」




花「いえ、プリントはもう終わってますよ。そうじゃなくて、折り入ってお願いがあるんです」




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