知られてはいけない
彼女は隠してるとかなんとか言ってたけどさ、私居るよ?ここに!




聞いちゃってよかったの?まじで




まぁでも聞くけどね!
そんな遠慮して聞いてないふりしてもあとでモヤモヤするだけだもんね!




高峯先生がようやく帰って行ってから勢いよく声をかけた




やっぱり花は私が聞いていることに気づいてないみたいだった




しかもやっぱりお嬢様!!白桜に通えるくらいの!!




命狙われるとか・・・お金持ちに生まれなくてよかった




絶対花がお金持ちだとか言わないからねっ!




花「はぁ・・・どこまでってか、全部聞いてたの?」




梨花「う、うん。ごめん」




なんかめっちゃ申し訳ない




花「いや、私が隣に貴方がいることを忘れて話してた方が悪いから」




梨花「・・・うう。」





花「まぁ答えられる範囲で言うから質問ある?」




え・・・聞いていいの?




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