知られてはいけない
・・・・・・何故黒髪がいないのだろう





不良校だから?





や、でもさ、もう大学生ですよ?





そろそろ落ち着いてくるものじゃないの?





女子はまだ良い。茶色やら金髪やらで、真面目に不良やってますぅ
・・・って感じ



ちょっと意味分かんなくなったけど・・・





まあ、女子は良いのよ。想定内だから。
問題は男子ね





彼らは、あれか。中二病か・・・
それか、ここを外国だと勘違いしているんじゃないだろうか・・・





ああ、目がチカチカする・・・青やら赤やら緑やら





信号機ですかっての!





や、おかしいと思わないの!?
赤だよ!?青だよ!?外人でもそんな色してたら引かれるわ!




特に緑!
あなたは馬鹿なの?自分見てて気持ち悪くならないの?





私はなるわ。食事時に貴方達を見かけないように願う





絶対食欲無くなるもの・・・・





そんなことを心のなかでつっこんでいたけど、ふと
自己紹介をしないといけないことを思い出したので、静かに自己紹介を始めた





花「秋山花です。必要な時以外は話しかけないでください」





と言っても、自己紹介という自己紹介ではないけれど・・・





まあ、それだけ言って、指定された席に着く





さっきの紹介のせいか、教室の空気が少し冷たく感じた




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