知られてはいけない
二人はそういう事には厳しいから、それを破った人には相応の処置がとられるという





それを悟った彼女等は、顔色が悪い通り越して真っ青になっていた





蓮「えげつなっ」





晄「だな~まあ当然の処置だけどな~」





彼方「そうだね。むしろ感謝して欲しいくらいだよ。僕に手をだして”これくらい”ですんだんだからさ」





晄「おいおい~こいつ等たぶん退学だろ~?
そんで”これくらい”ってお前何する気だったんだよ~」




彼方「聞きたい?」





ご所望なら色々教えてあげるけど





そういう意味を込めてニコっと笑えば、さっと目を反らされてしまった





晄「いや~遠慮しとくわ~」





彼方「そう残念」




晄「・・・」




彼方「ふふっ。そんなあからさまに無視されると傷つくなぁ」





晄「全然傷ついてるようには見えね~よ」





今度は拳骨かぁ



結構痛いし・・・
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