知られてはいけない
な、私がなる、だと?




花「やるわけないじゃない。冷斗も私が極度の人見知りだって知ってるでしょう?」




冷斗「まぁ、そうだが。・・・確かに花をわざわざ危険にさらす必要はないな」




ほっ・・・・よかった




冷斗「だが、今日の練習はペアだっただろ?人見知りって言ったってやらねぇとあいつが五月蠅いだろうし・・・誰と組んだんだ?」




ああ、あれは・・・




どうにか頑張ったけど、彼方に話し掛ける時凄く緊張したし




花「・・・大変だったよ。あ、相手は彼方ね。昼間一緒に居たし、知ってるわよね?」





冷斗「・・・ああ゛?」




花「え?・・・」




ど、どうしたのいきなり・・・




なんか地雷踏んだかしら・・・・





んー・・・何もおかしな事言ってないわよね?




冷斗「呼び捨てで呼ぶくらい仲良くなったんだな」




・・・あ、そういうこと




花「ええ。でも名前で呼べと言われただけで、仲良くなったとかそういう訳では・・・」



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