知られてはいけない
冷斗「・・・あいつの言うことなんて聞かなくていい」




花「いや、でもそれは失礼じゃ、んっ」




いきなり口が塞がれたかとおもうと、ふわりと匂う私と同じシャンプーの香り




自分のそれについたものが、冷斗の唇だと分かった途端




顔が沸騰しそうに熱くなった




だんだんと深くなるキス




頭の中がもうろうとしてきて、冷斗に寄りかかるように崩れ落ちた




足に力がはいらない・・・




様々な角度から攻められて、ふわふわと浮いているような気持ちだった




花「・・・・はぁっ」




長いキスからやっと解放され、肩で息をする




冷斗は全然息があがっていなくて、少し不機嫌そうに私を見つめていた



冷斗「・・・仲良くするのは構わないが、言っただろ。今回は彼方だったからいいが血の気の多い奴だったらどうした?心配で仕方ない」




花「・・・っは、ん、ごめん」





息切れ混じりに誤ったら、今度は優しいキスを沢山してくれた



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