殺戮都市~バベル~
俺を殺す為に集まった人達の約半数が死に、俺はまだ無傷。
人を殺せば殺すほど、日本刀が馴染んで行くと言うか……。
日本刀の切れ味も、身体能力も上がっているような。
俺が今まで出来なかった事が出来るようになっているのが何よりの証拠だ。
「や、やばいぞ……こいつ、星5レアじゃねえかよ!誰だ、倒せるなんて言ったやつは!」
「か、勝てるわけがねぇ!!お、俺はやめるぜ!死にに来たわけじゃないからな!」
ここまで人が死んで、ようやく人が逃げ始めた。
もう、俺を殺せると思っているやつなんていないだろうな。
だけど……その中で一人、赤と黒のギンガムチェック柄のマフラーを口元まで巻いた男が一人、残っていたのだ。
武器も出さずに、ぼんやりと俺を見ている。
「お前、一人じゃないだろ?仲間がまだ他にいる」
そう呟いて、ビルの入り口にいる雪子さんをチラリと見た。
「……うっわ。またとんでもないやつが紛れてたもんだね。こりゃあ……真治は死んだかな」
雪子さんの事を言っているわけではなさそうだ。
と、なると……奈央さんがいると気付かれたか。
だけど、そんなにとんでもないやつなのか?
人を殺せば殺すほど、日本刀が馴染んで行くと言うか……。
日本刀の切れ味も、身体能力も上がっているような。
俺が今まで出来なかった事が出来るようになっているのが何よりの証拠だ。
「や、やばいぞ……こいつ、星5レアじゃねえかよ!誰だ、倒せるなんて言ったやつは!」
「か、勝てるわけがねぇ!!お、俺はやめるぜ!死にに来たわけじゃないからな!」
ここまで人が死んで、ようやく人が逃げ始めた。
もう、俺を殺せると思っているやつなんていないだろうな。
だけど……その中で一人、赤と黒のギンガムチェック柄のマフラーを口元まで巻いた男が一人、残っていたのだ。
武器も出さずに、ぼんやりと俺を見ている。
「お前、一人じゃないだろ?仲間がまだ他にいる」
そう呟いて、ビルの入り口にいる雪子さんをチラリと見た。
「……うっわ。またとんでもないやつが紛れてたもんだね。こりゃあ……真治は死んだかな」
雪子さんの事を言っているわけではなさそうだ。
と、なると……奈央さんがいると気付かれたか。
だけど、そんなにとんでもないやつなのか?